要支援(総合事業対象者)及び要介護認定は、現在7段階に分類されますが、身体的及び家庭的要因等が相まってより複雑となり、実際には個々のご利用者様それぞれに適した介護が必要であります。
我々介護従事者には、単なる生活介護や身体介護だけに留まらず、ご利用者様自身に生き甲斐、楽しさ、喜び、癒しといったような人生の素晴らしさを再発見して頂くことやご家族様に対してのレスパイトケア(介護負担軽減)も重要な課題となってきます。
「
介護は一人で行うものではなくチームで行う」
それぞれの職員がプロ意識を持ち、団結(ご家族様も含め)のもと、ご利用者様にサービスを提供し続けていける職場づくりに励んでいきたいと思います。
2000年に施行された介護保険制度も第六期計画を迎え、今年で16年目になりました。
一見成熟したかのように思える介護保険制度ですが、特別養護老人ホーム(介護保険福祉施設)での入所待機者が18万人いるにも関わらず、入居要件が原則要介護3以上と引き上げられることが社会保障審議会で決議されました。
一方でその受け皿となる介護付き有料老人ホームをはじめとする特定施設は各自治体により総量規制され、介護難民の増加が日々マスコミでも話題となっています。
ケアガーデンズ デイサービスセンターでは、在宅介護を基本とした自立支援、残存機能の維持向上を目的としたサービス提供を日々続けてまいります。
三井 清悟